2024-01-01から1年間の記事一覧

逃げよう

写真は2022年、東京のバス。行き先を決めずに取り敢えず乗り込んだ。 この人とは気が合わないなと思う人とはすぐ距離を置くのだけれど、逃げても追ってくる人達はどうすればいいのか。ここ数年一緒にいて心地のよい人達しかいなかったので対応に困る、という…

写真は大学生時代に住んでいた寮。現代的な建物だった。 映画館でオーメン:ザ・ファーストを観た。久しぶりの映画館。音楽が素晴らしかった。どことなくシャイニングを思い出させる、無音で観たら怖さが半減する音楽が恐怖を煽る系統の映画。精神の混乱の演…

掃除

写真は2023年ダウンタウントロント。滞在中何度か見かけた自転車。 弾丸温泉旅行に行ってからなんとなく体調が悪い。朝すっきり起きられないし、そうするのが楽なので大体横になって過ごしている。 体調が悪いと思う時、大体は部屋が荒れ果てている。部屋が…

熱気と冷水

写真は2014年、カンボジア。キリング・フィールドが観光地になっていてここで本当に虐殺が行われていたなんて信じられなかった。 公園に花見に行った日に母に頼まれて予約して温泉に行くことになった。どうも散々友人と行った時の自慢をしていたのが結構響い…

古いフィルムの行方

写真は2018年、新潟。ドライブの経由地点としては満点だった。 朝は6時に起きたのに二度寝をしてしまった。 9時頃にやっと起きて朝食を取る。曇りの予報だったけれど晴れたので家族と大きめの公園に向かうことにした。 平日なので人はまばらにいる程度で過ご…

行ったら楽しい

写真は2015年、自室。小さいサンルームがあって、そこでぼーっとするのが心地よかった。 友人と会う当日になると行きたくないという気持ちが沸き上がってくる。会いたくないわけでも楽しみにしていないわけでもない。なんとなく出向くのが億劫になって身体が…

傘の角度

写真は2013年の韓国。パリバゲットが懐かしい。 マレーシアのスコールを思い起こさせる雨音を聞きながらこれを書いている。 幼少期に母に傘の持ち方を矯正されたことがある。雨が降ったら傘をさすという動作は習得していたものの、持ち方までは意識していな…

それぞれの物語

写真は2017年、尾道。地元の方が案内をしてくれた。 いつか車でどこかへ向かっていたとき、日が暮れて光っている周りの車をみていたら気づいたことがある。この箱ひとつひとつに乗っているそれぞれの人間の数だけ物語があるんだなということ。みんな何かを考…

反抗期、またはあいさつについて

写真は2018年、大学構内にて。東京でこんなに降った年。 父のだだいまの声を聞いて突然自分の反抗期を思い出した。 中学生のころ自宅に戻ってもただいまを言わなかった。小学生のときまでは言っていたのだが急に必要性が感じられなくなったからだ。自分が家…

大丈夫か聞かないで

写真は2014年、カンボジア。何かのお祭りをやっていた。 朝から部屋で作業をしていたら外から母の声が。大丈夫か聞かれたので自分の部屋にいて何か変?と返した。嫌な返しをしてしまったなと思いつつ、何もないのに大丈夫か聞かれるのが嫌いなのでしょうがな…

積読

写真は2018年、横浜。適当に散歩をしていたら好きな建築がたくさんあった。 積読がありすぎる。いつでも読みたい本があるということなので幸せだけれど、増えていく一方でなかなか読めていない。紙の本が好きなので好きなままに購入していたらあっというまに…

Room202

写真は2022年、同居人とたまに聴いていたレコード。 私の共同生活歴は長い。 大学入学と同時に学生寮に入寮した。そこでは2年過ごした。現在交流のある友人のほとんどが寮で出会った人たちなので、入寮していなかったら今の交友関係はつくられていなかったと…

初めての写真集

写真は2023年トロント。カナダに着いて初めての散策がこの公園だった。 週刊はてなブログのEditors' Picksを読んでいたらいつの間にか午前中が終わっていた。今日はショッピングモールの中にある大きめの紀伊國屋書店に行く予定があるのに忘れるところだった…

このごろのルーティン

写真は3月の白樺湖の遊歩道。のぼり旗が雪にのみこまれていた。3.8kmの外周をぐるっと一周した。 6月まで実家ぐらし、その間は働かないと決めたのでしばらくモラトリアム生活。一応毎日同じ時間に寝起きはしていたのだけれど、暇暇と嘆いてる自分がそろそろ…

認めるということについて

写真は2月の草津温泉。街頭に照らされて雪が綺麗だった。 認めることは時折難しい。楽しかったとか幸せだったとかそういう感情ではなくて、それを認めてしまったら理想の自分からかけ離れてしまうようなそういったこと。 自分は怒りだとか苛立ちとかの類の感…