積読

写真は2018年、横浜。適当に散歩をしていたら好きな建築がたくさんあった。

積読がありすぎる。いつでも読みたい本があるということなので幸せだけれど、増えていく一方でなかなか読めていない。紙の本が好きなので好きなままに購入していたらあっというまに仕舞う場所がなくなってしまった。場所は有限なんだ!と気づいてからは電子書籍版がある本はKindleで、それ以外は紙の本を購入することにした。

しかし気づいてしまった。電子書籍積読し放題だということに。紙と違いデータ保管なので、8GBのKindleでも小説なら数千冊積めてしまえる。紙の本であったならば物理的に確保出来るスペースに限界があるのでもう買い足せないというラインがあるのだろうけど、電子書籍だとそのラインがはるか彼方にある。実際、電子書籍を優先的に選ぶようにしてからは明らかに積読が増えた。本屋や通販で買う手間がないし、買ったらすぐに読めるという便利さから購買意欲がそそられてしまった。

最近どのような本を購入しているかというと、もっぱらエッセイ。読みやすいというのもあるけれど、去年から書き始めた日記を書くうえで参考になるなと思って買っている。以下が最近購入したエッセイ。

・「死なれちゃったあとで」前田隆弘

・「パリの砂漠、東京の蜃気楼」金原ひとみ

・「きれぎれのダイアリー 2017~2023」柴田聡子

・「死ぬまで生きる日記」土門蘭

・「シティガール未満」絶対に終電を逃さない女

・「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」山本文緒

・「向田邦子ベスト・エッセイ」向田邦子

積読も知識の財産だと思っているので積んでいることに後悔はないけれど申し訳無さはある。でも、読まなきゃと思って読む本は面白くないので自分のペースで読みたいときに読もうと思う。